デジタルノマドビザの所得要件とは?
所得要件は、スペインの最低賃金の200%であり、2026年の場合、単身申請者に対しては年間34,188ユーロ(総額)です。扶養家族が増えるごとに収入基準額が上昇します。
2026年の必要所得額は?
所得要件は、スペインの法定最低賃金であるSMI(Salario Mínimo Interprofesional)に連動しています。2026年2月19日に官報(BOE)に公布された王令第126/2026号により、2026年の最低賃金は14回払いで月額1,221ユーロ(年間17,094ユーロ)に設定され、2026年1月1日に遡及されます。
スペインの厚生省が公表する算出式では、主申請者にSMIの200%、配偶者に75%、各扶養家族に25%が加算されます。
| 家族構成 |
算出式 |
2026年の年間総額 |
月額所得 |
| 主申請者 |
SMI × 200% |
34,188ユーロ |
2,849ユーロ |
| 主申請者 + 配偶者 |
SMI × 200% + 75% |
47,008.50ユーロ |
3,917ユーロ |
| 主申請者 + 配偶者 + 子1人 |
SMI × 200% + 75% + 25% |
51,282ユーロ |
4,273.50ユーロ |
| 主申請者 + 配偶者 + 子2人 |
SMI × 200% + 75% + 25% + 25% |
55,555.50ユーロ |
4,629.62ユーロ |
これらの金額は総額(グロス)です。月額所得の列は年間額を12で割ったもので、多くの人が予算編成の基準とする数値です。
スペインでは、このルールをSMIに対する月額所得として表現しています。そのため、3か月分の薄い収入と1か月分の大きな収入で年間総額を構成すると、審査上好ましくありません。安定した月額所得を示すことが、申請書類に求められます。
オンラインで見かける多くの数値が間違っている理由
最低賃金は通常2月に王令により再設定され、1月1日に遡及されます。このビザの所得要件はすべて、この変更に連動します。
そのため、2023年に公開されたガイドでは月額2,400ユーロという収入基準が引用されており、2026年7月に確認されたページでも2025年の数値が使用されています。信頼できる数値かどうかを判断する際には、必ずその数値の根拠となる法令名を確認してください。
経済的自立の証明
経済的自立の証明とは、継続性を意味します。また、その証拠は3つの書類間で整合性が取れている必要があります。スクリーンショット上の残高だけでは、経済的自立の証明とはみなされません。
従業員の場合
雇用契約書、直近3か月分の給与明細、給与の入金が確認できる銀行口座の明細書。雇用主からの給与証明書の金額は、給与明細や入金額と一致している必要があります。
フリーランサーの場合
顧客との契約書、直近3か月分の請求書、請求書の入金が確認できる銀行口座の明細書。入金の裏付けがない請求書は、最も弱い証拠となります。
銀行証明書として認められる条件
銀行の公式な証明書(6~12か月分が望ましい)は信頼性が高く、オンラインバンキングのプリントアウトは改ざんが容易なため、証拠としての価値は低くなります。
申請直前に大きな入金があると、審査で疑問を持たれる可能性があります。安定した収入が、一時的な高額入金よりも重視されます。収入基準額ギリギリの申請は合法ですが賢明ではなく、2026年に報告された実務では、基準額ギリギリの申請は審査が厳しくなるとされています。